内臓肥満とは
内臓肥満についてご説明しましょう。メタボリック症候群
の基準のひとつに、内臓肥満であるかどうかが重要な
ポイントとなります。内臓肥満のこわいところは、かりに
今自分が内臓肥満の状態であっても、その状態に気付かな
いでいることです。自分の体の中で悪いところは、痛みや
しびれを感じたりすることによって、ここが悪いという
サインを体内から発信しています。
しかし、なんの痛みもないまま、自覚症状がないうちに、
症状はみるみるうちに進行して、あわてて検査を受けて
結果に気付くという人も少なくありません。
がんや糖尿病なども、健康診断や検診をこまめに受けて
いる人ならまだしも、今まで全然受けたことのなかった人
がはじめて受けて、病状が進行していて愕然すするような
結果がわかったあとではもう遅いということもあります。
内臓肥満に限らず早期発見・早期治療が大切です。内臓肥満
を知るには、基本健康診断の中で、おへその位置の高さで
腹囲を測るという検査をします。この数値が男性は85センチ
以上、女性は90センチ以上の場合、内臓型肥満と診断される
ことになります。女性の方が男性よりも5センチも多いのは、
女性特有の皮下脂肪が男性より多い事から考慮されています。
内臓脂肪による肥満は、最近リンゴ型肥満とも呼ばれるよう
になりました。中年の男性・女性に多くみられる現象ですが、
生活習慣や食生活の乱れによって、子供の内臓型肥満もまれ
に見られます。一度、内臓脂肪型肥満になったら、もとの
正常な状態に戻すのは一苦労かもしれません。内臓脂肪が
蓄積するということは、日ごろの生活習慣や食生活の不摂生
が積もり積もって蓄積された状態でもあります。
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