メタボリック症候群の予防と改善について
生活習慣病というと、仕事に多忙でお酒をよく飲む中年男性に
多いのではと思われがちですが、最近は、日本人の食生活が
欧米化して、肉食中心となってきたことも原因のひとつです。
成人だけでなく糖尿病になる子供がふえてきたことも、決して
珍しくありません。つまり、子供がメタボリックシンドローム
にかかるということも、十分あり得ます。
最近は「飽食の時代」と言われています。昔の食生活と現代の
食生活では、全然違います。昔は玄米・ひえ・あわ・きび・麦
など雑穀類が主食で野菜中心でしたが、今は魚や肉が中心で、
それに対して野菜の量が少なく、便秘や高血圧の症状の人が
増加傾向にあります。
メタボリック症候群を予防するには、今の食生活を見直して
みることが必要です。だからといって、今まで毎日白米を
食べていたのに、玄米やあわ、ひえなどに変えようと思っても、
無理があるかとは思いますが肉食を少しずつ減らして野菜の
割合を増やしたり、できることから少しずつ改善することを
心がけるといいでしょう。カロリーの高い食事、間食、清涼
飲料やスナック菓子の摂り過ぎには要注意です。
食事をしたあとの満腹感が得られないと、ついお菓子を食べる
習慣がついていませんか?このような習慣が身についていると、
1日に必要な摂取エネルギー量を超えてしまい、さらに体内に
必要な栄養素であるビタミン・食物繊維・ミネラル・カルシウム
などが不足してしまう可能性があります。改善策としては、
1日に食べた食事の内容を記録しておくことです。
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